特別養護老人ホーム音羽台レジデンス

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施設長からのご挨拶

 

施設長 磯貝 知男

isogai_2023.jpg 特養音羽台レジデンスが成増の地に開設してから15年が経過しました。前身の特養みそのホームからと合わせ40年近くにわたって地域の高齢介護施設として地域福祉に邁進して参りました。

 この間、高齢者を取り巻く環境は大きく変わり、その中で認知症は高齢化の進展と伴に増加の一途をたどり、2025年には65歳以上の5.4人に1人と推定されています。いまや地域にとって喫緊の課題となっています。また親の介護と子育てを同時に担うダブルケアや高齢の親と働いていない独身の子供が同居している世帯(いわゆる8050問題)、そして独居でお暮しの高齢者の増加、引きこもりなど今地域社会では、個人や家族が抱えるリスクが複合的かつ多様化しています。何気ない生活のなかで気が付いたら一人では解決できない出来事が日々広がっています。

 私どもはこのような地域の解決しなければいけない課題やニーズを真摯に受け止め、地域の方々が安心して平穏な日々を過ごせますよう、今後とも特養の持つ最大の強みである医師、介護、看護、機能訓練、生活相談、ケアマネジメント、栄養管理といった多岐に渡る専門性を生かし、多職種が一丸となって、お一人お一人に寄り添った安心、安全な介護サービスを提供して参りたいと考えています。

 音羽台レジデンスの理念は「生きる喜びをともに歩む」です。この理念を日々の活動の中で実現するため、私たちはこれからも前を向いて地域とともに歩き、いつまでも地域から頼られる存在でありたいと願っています。

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